県中学総体アイスホッケー最終日は5日、日光霧降アイスアリーナで決勝が行われ、日光東が3-1で日光を破り、2年ぶりの頂点に立った。
日光東は第3ピリオド(P)13分にFW藍原崇有(あいはらたかあり)のゴールで先制。18分にDF杉本海大(すぎもとかいた)のミドルシュートで追加点を挙げた。直後に1点差とされたが、試合終了間際にFW青山純直(あおやますなお)の得点で突き放した。
日光は2点を追う第3P19分にFW上野航史(うえのこうし)のゴールで一矢報いたがそこまでだった。
均衡破り勢いに乗る
ライバルの日光から今季初勝利を挙げ、2年ぶりの栄冠を手にした日光東。FW藍原基有(あいはらもとあり)主将は「全中予選1回戦敗退の悔しさをバネにした」と胸を張った。
第1、第2ピリオド(P)と無得点だったが、いずれもシュート本数で上回った。「勝てる雰囲気があった」と藍原基。その言葉通り、第3P12分はFW斎藤鉄平(さいとうてっぺい)の突破から、FW藍原崇有(あいはらたかあり)が「相手の逆を突けた」と冷静に先制ゴール。均衡を破って勢いに乗った。
藍原崇は「積極的なシュートを徹底できた」と自信を深めた様子。1月の全国大会を控え、2人の藍原は「必ず優勝する」と声をそろえた。