的を狙ってボールを投げて遊ぶ子どもたち=カンセキスタジアムとちぎ

 子どもたちに野球の楽しさを知ってもらおうと、「第2回とちぎ野球フェスタ」(県野球協議会主催)が3日、宇都宮市の県総合運動公園北エリアで開かれ、家族連れや小、中学生など約2500人が参加した。

 高校生や大学生の県内野球部員、栃木ゴールデンブレーブスの選手らがコーチ役となり、参加者はトスバッティングや遠投技術、ストレッチの方法などを学んだ。同協議会の江部達也(えべたつや)理事長は「野球の魅力が多くの人に伝わり、競技人口増加につながれば」と話した。

 真岡市から両親と参加した年中宮地文乃(みやじふみの)ちゃん(5)は段ボールの的当てゲームに挑戦。「ボールを投げるのがすごく楽しかった。大きくなったら野球をやりたい」と目を輝かせていた。