分譲宅地が整備されている現場

 【那珂川】子育て世代の移住定住促進を図るため、町は遊休町有地を活用した分譲宅地整備を始めた。今年2月に整備地を小川の「旧農業構造改善センター」敷地内の2区画に決め、整備工事を進めている。12月15日に分譲希望者の募集を始める。町は本年度中に購入者を決定したい考え。同敷地は追加で同規模の5区画の整備が可能な広さがあり、町は2区画の売れ行きを注視している。

 町が分譲宅地を整備するのは2005年の2町合併以降、初めて。町は昨年度、分譲宅地に整備できそうな町有地を約20カ所抽出。学校や認定こども園までの距離、災害に対する安全性などで整備の優先順位を付けた。