大賞を受賞し表彰を受ける山崎さん=1日午後、壬生町本丸1丁目

 第56回下野教育書道展(下野新聞社主催、県書写書道教育研究会など協賛)の表彰式が1日、壬生町本丸1丁目の城址(じょうし)公園ホールで行われ、個人賞の受賞者34人と団体賞の受賞校37校に賞状や記念品が贈られた。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 今年のテーマは「『平和』を見つめなおす」。小中高生対象の「毛筆の部」と小学1~3年生対象の「硬筆の部」に計5万6921点の応募があった。

 式典では同教育研究会の黒須親章(くろすちかゆき)会長(上三川町北小校長)が「巧みな筆遣いで紙面いっぱいに表現された作品ばかりだった。完成度には目を見張るものがあった」などと講評。続いて大賞を受賞した佐野市城東中3年山崎(やまざき)あいさん(15)ら受賞者一人一人に森山知実(もりやまともみ)下野新聞社販売事業局長から賞状が手渡された。山崎さんは「余白部分がきれいに見えるよう意識して文字を書いた。大賞を受賞したと聞いて信じられない気持ちだったが、表彰を受けて実感が湧いてきた」と喜んでいた。

 この日に同ホールで開幕した中央展は3日まで。佐野・足利展は佐野市高萩町のイオンモール佐野新都市店で18~20日の3日間開催される。