クビアカツヤカミキリ=県提供

 【下野】市は22日の議員全員協議会で、小金井地区の日酸公園と西原公園で特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害を確認したと明らかにした。市内で確認されたのは3月に続き2例目。

 市によると、日酸公園と西原公園の桜の木で9月下旬、幼虫が排出する木くずふんの塊「フラス」が見つかり、県が10月上旬にクビアカツヤカミキリの被害と特定した。10月下旬までに日酸公園3本と西原公園2本の被害が確認されている。

 市は被害拡大を防ぐ対策を行い、県と協力して周辺の樹木の被害を確認する調査を開始した。フラスや成虫を見つけた場合は、市に連絡するよう注意を呼びかけている。