展覧会のチラシにも登場する段ボールの家を実際に制作したヨシタケさん

発想の源となる手帳メモの前に立つヨシタケさん

展覧会のチラシにも登場する段ボールの家を実際に制作したヨシタケさん 発想の源となる手帳メモの前に立つヨシタケさん

 宇都宮美術館は18日までに、同美術館で開催している人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」の入場者数が、17日に2万人を達成したと公式X(旧ツイッター)で発表した。

 ヨシタケさんは、2013年に「りんごかもしれない」でデビュー。「もうぬげない」「おしっこちょっぴりもれたろう」などの話題作を発表し続け、ユーモラスな作風と斬新な物の見方で人気を集めている。

 ヨシタケシンスケ展は初の大規模個展で、10月15日から開催。会場には原画だけでなく、思いついたことや考えたことを描きためた約20年分の手帳のメモ約1万枚の中から約2500枚(レプリカ)も並ぶ。大人にリンゴのボールを投げつける仕掛けなど遊べる展示品もあり、作品の世界観を楽しめる内容だ。

 個展は12月24日まで。子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケさん。世界観を体感するなら、今しかない。

 土日祝日、同19〜22日はオンラインによる事前予約が必要。(問)同館028・643・0100。

◇個展の公式サイトはこちら