黄色のビオラの苗を植える参加者ら

 【鹿沼】鹿沼青年会議所(JC)はこのほど、千手町の千手山公園で花の寄せ植え会を行った。桜やツツジの名所として知られる同公園を冬もカラフルに飾ろうと、同JC内の街づくり担当「シン・カヌマ委員会」が企画。親子連れなど約20人が参加した。

 チューリップの球根やノースポール、ビオラの苗計540株を用意。同公園管理事務所前の花壇に親子連れらが1株ずつ丁寧に植え、黄色や白に彩った。チューリップは来年3月ごろに開花し、約300本の桜とともに見頃を迎える見込み。

 今回は市のX(旧ツイッター)公式アカウントの影響力の検証も兼ねて、同アカウントのみで参加を呼びかけた。アカウントをフォローした参加者には、園内の乗り物の乗車券をプレゼントした。

 黒田和宏(くろだかずひろ)理事長(38)は「実験的な企画だったが、(来園者の中には)Xを見て来た人もいて良かった。Xのリポスト数などを分析して市の魅力発信に生かしていきたい」と話した。