研磨・塗布関連製品製造などのMipox(マイポックス、鹿沼市さつき町、渡辺淳(わたなべじゅん)社長)は13日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正した。今年5月公表の予想に比べ、売上高は14・3%減の90億円とし、経常損益は6億円の黒字から5億円の赤字に、純損益も5億円の黒字から6億円の赤字に転落する見通し。

 データセンター向けの投資の抑制などの影響で、主力事業のハードディスク、光ファイバーなどハイテク製品向け研磨材の需要や、受託研磨の受注が大きく落ち込んだ。

 同日発表の23年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比20・9%減の43億2600万円、経常損失3億6900万円、純損失3億9600万円だった。