地域団体商標に登録された「栃木三鷹」

 【大田原】市特産のトウガラシ「栃木三鷹(さんたか)」がこのほど、地域団体商標の登録を受けた。市内の生産農家や製造、販売業者らでつくる「大田原とうがらしの郷づくり推進協議会」が地域ブランド構築に向けた取り組みを進め、同会事務局の大田原商工会議所が特許庁へ出願していた。

 県内の地域団体商標の登録は佐野市の伝統工芸「天明(てんみょう)鋳物」に続き11件目。同会の吉岡博美(よしおかひろみ)会長(74)は「大田原を盛り上げる象徴の一つとして認められてうれしい」と喜んでいる。

 栃木三鷹として登録されたのは、大田原地域で生産された三鷹品種のトウガラシを使用した唐辛子の粉。

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