栃木県は2日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。10月23〜29日の1週間に報告された感染者数は計234人で、1機関当たりの平均は3・08人。前週(16〜22日)の計287人、1機関当たりの平均3・78人から減少した。減少は2週間ぶり。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北で4・93人。安足が4・09人、県東が3・63人、県西が2・63人、県南が2・18人と続き、最も少ない宇都宮市は1・83人だった。
年代別では10代が最多で46人。10歳未満32人、70代30人、40代と60代がそれぞれ26人などと続く。
クラスター(感染者集団)は高齢者施設で2件、障害者施設で1件発生した。
新規入院者は前週比5人増の41人。1週間平均の入院者は53・6人で、前週比6・1人減だった。