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赤や黄に染まった「つつじ吊橋」周辺の紅葉=31日午前10時、那須町湯本

 栃木県那須町湯本のつつじ吊橋(つりばし)周辺で紅葉が見頃を迎えた。色づいたカエデやツツジ、ミズナラが標高約千メートルの那須岳の麓を彩っている。

 つつじ吊橋は苦戸川(にがとがわ)に架かり、八幡ツツジ群落と殺生石を結ぶ。心地よい秋風が吹いた31日は多くの観光客が訪れ、赤や黄に染まった木々を眺めながら橋を渡っていた。那須高原ビジターセンターによると、今週いっぱい楽しめる。

 友人2人と訪れた川崎市麻生区、無職野本哲雄(のもとてつお)さん(65)は「良い時季に来た。帰りは温泉に入って秋の那須を満喫したい」とにこやかに話した。