胡麻ラーメン

ラーメンと餃子の大きなタペストリーが目印の店舗

胡麻ラーメン ラーメンと餃子の大きなタペストリーが目印の店舗

 昨年11月の開店から1年足らずだが、あっさりで飽きのこない佐野ラーメンが評判を呼び、昼時は多くの人でにぎわう。

 店主の森田真五(もりたしんご)さん(42)は複数のラーメン店で20年近い勤務を経て、念願の開店を果たした。お薦めの「胡麻(ごま)ラーメン」(780円)は、修業先の栃木市の佐野ラーメン店でメニューだったものをアレンジした。

 練りごまに豆乳などを合わせた特製だれとしょうゆだれに、鶏がら、豚がら、香味野菜などで取ったスープを加える。豚骨ラーメンに近い見た目だが、一口すするとごまの風味が広がる。程よくウエーブがかかった中太の自家製麺にもマッチする。

 定番のしょうゆ味の「ラーメン」(700円)、自家製で大ぶりの「餃子(ぎょうざ)」(5個430円、3個270円)も人気だ。サイドメニューの「おつまみチャーシュー」(500円)、「豚の角煮」(450円)はテイクアウトも多い。

 ファミリー層や女性も入りやすいよう、清潔感ある店内を心がけている。小学3年生以下にはおもちゃのプレゼントも。

 「『おいしかったよ』の一言が励みになります」と森田さん。地域に愛される店を目指し、精進の日々が続く。

 ▼メモ 野木町友沼894。午前11時~午後3時、同5~8時半(ラストオーダーは各30分前)。月曜定休。(問)050・8884・8794。