さくら市は24日、国民健康保険税の算定を誤り、5件計42万6600円の過大徴収と、1件1200円の過大還付があったと明らかにした。議員全員協議会で説明した。
市税務課担当者によると、同保険税を年金から天引きする特別徴収の対象者に対し、普通徴収(納付書・口座振替)の法定納期限を誤って当てはめたことが原因。期間は2012~20年の遡及(そきゅう)賦課実施分。
同課は「作業時のチェック体制を強化し再発防止に努めたい」とし、過大徴収分の還付手続きを進めている。県内市町で発生した介護保険料の賦課期限誤りの発生を受け、市の調査で判明した。