県教委は23日までに、文部科学省による2022年度の問題行動・不登校調査結果のうち、県内公立学校分の集計と分析を行った。小中学校の不登校の児童生徒は前年度比22・7%(949人)増の5137人で過去最多となり、主な要因の内訳は「無気力、不安」が最も多く全体の5割の2882人。

 不登校はコロナ禍となった20年度を境に急増しており、県教委は生活リズムが崩れやすくなっていることや、欠席への抵抗感の薄れなども増加の背景にあるとみている。