薬味でいただく和風ロコモコ丼

相馬英樹さん

薬味でいただく和風ロコモコ丼 相馬英樹さん

 一風変わったロコモコ丼だ。ハンバーグに載っているのは目玉焼きではなく生卵の卵黄。添えられている薬味も和風に味付けされ、どんどん口に運べる。

 提供する「Sai-cafe(サイカフェ)」は相馬英樹(そうまひでき)さん(52)夫婦が営む。誰でも気軽に訪れられる「ご飯屋カフェ」をコンセプトに2018年にオープンした。

 ロコモコ丼は「夏に向けたメニューを作ろう」と考案。夏限定の予定だったが、好評なために通年提供を決めた自慢の一品だ。

 牛と豚の合いびき肉150グラムを使用。中央に落とされた卵黄を、濃厚なソースがかかった肉厚なハンバーグに絡めて食べる。

 アクセントとなるのが、しょうゆや米酢などで和風に味付けされたズッキーニやナスなどの薬味。ハンバーグとの相性は抜群で、「重くなくさっぱりと食べられます」と相馬さん。

 サラダやスープ、小鉢、デザート、飲み物がセットで付く。サラダには県北地域で採れた新鮮野菜を使い、タマネギやニンジンをミキサーにかけて作った自家製ドレッシングも人気だ。

 相馬さんは「オリジナリティーあるロコモコ丼。ぜひ味わってほしい」と笑顔で話した。

 ▼メモ 薬味でいただく和風ロコモコ丼は1420円▽那須塩原市東小屋449の8▽営業時間 午前11時~午後3時、午後5~9時(予約制でコースメニューのみ提供)▽定休日 木曜日と日曜日夜▽(問)0287・65・2888。