特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第8日は14日、鹿児島県湧水町轟の瀬特設カヌー競技場ほかで各競技が行われた。カヌー成年女子スラローム・カナディアンシングル(25ゲート)で優勝した後藤紗世(ごとうさよ)(黒磯高)は、1回目で大きくリードを奪い、その後も逆転を許さなかった。陸上成年男子やり投げを77メートル87で制した小椋健司(おぐらけんじ)(エイジェック)は、今大会の陸上で県勢の金メダル第1号。
カヌー成年女子スラローム・カヤックシングル(25ゲート)は富沢(とみさわ)くるみ(県スポーツ協会)が103・58点の2位。馬術少年ダービーの広田(ひろた)大和(やまと)(那須トレーニングファーム)が3位だった。
同成年男子大障害飛越の増山誠倫(ましやまたかみち)(小山乗馬クラブ)と成年女子トップスコアの増山久佳(ましやまひさか)(同)は共に4位入賞。弓道少年男子遠的の本県選抜は5位だった。
カヌー少年女子スプリント・カヤックフォアの佐野東高は5位。同高は同ペアでも7位に入った
始終冷静、急成長の16歳 カヌー県勢初金獲得の後藤
一番高い表彰台に上がったカヌー成年女子スラローム・カナディアンシングルの後藤紗世(ごとうさよ)(黒磯高1年)は「緊張して全然笑えなかった」。大会で優勝すること自体が初。カメラやスマートフォンを向けられ、戸惑いながら「うれしい」気持ちを胸の奥でかみ締めた。
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