大量の風船が投下されたサイエンスショー

 【野木】友沼小はこのほど、創立150周年記念式典を同校で行った。

 式典では1873年に同校の前身だった乾時学舎の創立、1947年に野木村に現在の校名になった様子などをスライドショーで紹介した。町在住の漫画家赤羽(あかばね)みちえさんのイラストを加えて歴史を振り返った。

 式典終了後にはサイエンスコメディアンのジャイアン村上さんによるサイエンスショーが行われ、近隣の佐川野小児童65人も参加した。家でできる紙ブーメランや段ボールを使った空気砲などの実験に児童らは歓声を上げた。

 6年松下絆羽(まつしたりいふ)さん(11)は「学校には歴史があることを改めて知り、長く続いてほしいと思った。150年ということでいろんなイベントがあるのがうれしい」、同針谷(はりがや)さくらさん(12)は「サイエンスショーは全部自分でできる実験ばかりで、見ているだけで楽しかった」と笑顔を見せた。