自転車ロードレースの国際自転車競技連合(UCI)公認レース「ツール・ド・九州2023熊本阿蘇ステージ」は8日、熊本県南小国町~南阿蘇村の108キロで行われ、宇都宮ブリッツェンは谷順成(たにじゅんせい)の10位が最高だった。
標高差300メートル超の箱石峠を越えた後、山岳を含む周回コースを5周するハードなレース。ブリッツェンは谷、沢田時(さわだとき)が終盤まで先頭付近に残り、周回ごとに順位を上げた谷が最後は5人による10位争いを制した。最終回にアタックを仕掛けたアンドレイ・ゼイツ(カザフスタン、アスタナ・カザクスタン)がそのまま独走し優勝した。
次戦は9日午前11時半から、大分県日田市内で「大分ステージ」が行われる。