猛暑日が続いた8月を振り返った読者から「この夏はセミの鳴き声がしなかった。暑さが影響しているのでは?」との声が山陰中央新報社に寄せられた。インターネット上でも「暑いと鳴かない」。鳴かなければ求愛できないから「個体数が減っている」などの書き込みがある。果たして実態はどうなのか。セミの鳴き声を追った。
読者の声は、島根県内に長く住む50代男性から届いた。「暑い夏といえばセミがずっと鳴いているイメージがあったが、昔のように鳴いていない気がする。暑すぎたからか、個体数が減ったからなのか」というものだ。
セミの生態に詳しい県立三瓶自然館サヒメル(大田市三瓶町)の皆木宏明企画幹に聞くと、まずはセミの生態や種類を知ることが重要そうだ。
鳴くのは雄の求愛行動のためだけ
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