ミュージシャンのブラザー・コーンさん(67)が8月末、自身の交流サイト(SNS)を更新し、乳がんを公表した。男性乳がんは日本人男性がかかるがんの1%以下といわれ、生涯で罹患(りかん)するのは千人に1人程度(女性は9人に1人)の割合だ。特徴や治療法などを県立がんセンター乳腺外科科長でもある安藤二郎(あんどうじろう)病院長(62)に聞いた。10月は「ピンクリボン月間」。
コーンさんのSNSによると、左胸にしこりができ病院で検査を受けたところ、乳がんのステージ2と診断された。早期発見のため命に別条はないというが、治療に専念するため、活動を休止する。
国立がん研究センターがん情報サービスの統計によると、2019年に新たに乳がんと診断された患者は全国で9万7812人。そのうち男性は670人にとどまる。
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