バスケットボールB1宇都宮ブレックスは26日、2023-24シーズンのホームゲームで、物販やチケット販売といった支払いがある全てのブースを完全キャッシュレス化すると発表した。会計時間の短縮による利便性向上や、非接触による感染症対策が狙い。10月7日に日環アリーナ栃木で行われる群馬クレインサンダーズ戦からスタートする。

 具体的には、ブレックスアリーナ宇都宮と日環アリーナ栃木でのホームゲームが対象。チケット販売所やグッズ売り場の「BREX SHOP(ブレックスショップ)」、飲食関係ブースなどで導入する。企業やアウェーチームのブースでは、例外的に現金を使用できる場合もある。

 利用できるのは、各種クレジットカードや、交通系ICカードなどの電子マネー、QRコード決済。具体的な種類は公式ホームページに掲載している。カプセルトイブースでは、QRコード決済のみ使用できる。

 キャッシュレス決済手段を持たない観客向けに、地域連携の交通系ICカードtotra(トトラ)を場外総合案内所ブースなどで販売するが、「あくまで救済方法。スムーズな運用のため、できるだけ事前にご用意を」と呼びかけている。

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