【宇都宮】宇都宮東高同窓会の支部会「東栄会」は10月14日、都内在住の卒業生で組織する東京支部を発足する。これまでは県内の卒業生が主だったが、都内近郊にも組織を拡大し、母校や地域社会へのさらなる貢献を目指す。

 同校同窓会の支部会は、職業の縛りのない「東栄会」をはじめ教員で構成する「東磨(とんま)会」、県職員の「ひむがし会」、市職員の「ひがし会」、医師の「医東会」などがある。

 東栄会は1985年発足。現在会員は131人で、幅広い世代とさまざまな分野の会員が県内で活躍。会員相互の親睦や異業種交流による情報交換、母校への図書寄贈などを行っている。

 東京支部の発足会は都内のホテルで開く。約30人が出席し支部長や副支部長などの役員を選出する予定。東栄会の堀江則行(ほりえのりゆき)副会長(54)は「多くの人に支部に参加してもらいたい。現役大学生の後輩に栃木の魅力や優秀な企業などの情報を伝え、就職活動を支援し、地元栃木にも貢献したい」と話した。詳しくは東栄会ホームページへ。