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試走に出発するラッピングバス
お披露目されたラッピングバスを記念撮影する関係者
【栃木】渡良瀬遊水地など藤岡地域の観光地やキャラクターをあしらった市藤岡総合支所のラッピングバスが完成し、19日に同支所でお披露目された。
バスは同支所が管理する39人乗りの中型で、子どもの郊外学習の送迎などで市内外を走行している。ラッピングは住民の代表組織「藤岡地域会議」で昨年度、地域をさまざまな形でＰＲしようと提案された。
デザインは同会議の委員が中心となって検討した。恋人の聖地に認定された谷中湖やハートランド城、熱気球、遊水地キャラクター「Ｗａｔａｒａｓｅ７１２（わたらせナイツ）」「Ｈｅａｒｔｓ（ハーツ）姫」を両側に大きく描いた。
お披露目会には同委員ら約10人が出席。石川交子（いしかわあやこ）地域振興部長は「利用者だけでなく、走行中や駐停車中のバスを多くの人に見てもらい藤岡地域を知ってもらえれば」とあいさつした。
同会議の片柳理光（かたやなぎまさみつ）会長は「イメージ以上によくできた。藤岡地域の活性化につながれば」と期待を寄せた。終了後は関係者を乗せ、遊水地などを試走した。
