第70回下野新聞社県下有段者囲碁大会(日本棋院県本部、下野新聞社主催)が17日、宇都宮市宝木本町の国本地区市民センターで開かれ、有段者戦で同市豊郷中1年手塚壮吾(てづかそうご)四段(12)が2連覇を達成した。
初段以上の有段者戦と、初段を懸けた登竜戦、一級以下の級位者戦の3部門で開催。小学生から80代までの約40人が出場し、世代を超えた真剣勝負に臨んだ。
トーナメントを制し五段への昇段が決まった手塚さんは「2連覇を意識せず普段通りに打ったが、危ない場面も多かった。優勝できてうれしい」とはにかんだ。
入賞者は次の通り。
有段者戦(1)手塚壮吾四段(宇都宮)(2)越川瑛斗三段(栃木)(3)茅根高三段(宇都宮)(4)白石修務四段(鹿沼)▽登竜戦(1)竹田光稀一級(さくら)(2)大岡功一級(益子)(3)大島拓己一級(宇都宮)(4)川村寿文一級(同)▽級位戦(1)住田瑛一級(那須塩原)(2)菅野勝男一級(宇都宮)(3)萩原敬一一級(同)(4)越野貞夫八級(同)