星野みおりさん

 第46回県少年の主張発表県大会(県青少年育成県民会議など主催)が16日、県総合文化センターサブホールで開かれ、最優秀賞に宇都宮市宝木中3年星野(ほしの)みおりさん(15)が輝いた。

 県内8地区から選ばれた中学生16人が出場した。星野さんは「女性が毎日笑顔でいられるように」と題して発表した。

 生理の話題をタブー視する風潮がある中、経済的な理由で生理用品を買えない「生理の貧困」という言葉を知った。

 自身の学校の女子トイレに生理用品を設置することを掲げて生徒会役員に立候補した経験を踏まえ、「『生理は当たり前』という意識と理解が広まる社会になることを願う」と訴えた。

 受賞を受け星野さんは「夏休みや放課後に一緒に練習してくれた先生に感謝したい」と語った。全国大会は11月に東京都内で開かれる。

 優秀賞には大田原市金田南中3年戸村美月(とむらみづき)さん、市貝中3年河俣美羽(かわまたみう)さん、那須中央中3年板垣結衣(いたがきゆい)さんが選ばれた。