栃木県那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の第11回公判が15日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。当時、副隊長として現場で救助活動に従事した那須山岳救助隊の現隊長男性が、弁護側の証人として出廷した。事故当時の雪上歩行訓練について、安全面の観点などから「ゲレンデ内でやるべきだった」などと証言した。一方、地裁は第13回となる10月25日以降、11月下旬までに3日間の予定で被告人質問を行うことを決めた。
(残り:約 497文字)

「下野新聞電子版会員」・「SOON有料会員」に登録すると、【全文】を【広告表示なし】でお読みいただけます。
下野新聞ご購読なら電子版併読プラン無料!