新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（米国立アレルギー感染症研究所提供）
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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（米国立アレルギー感染症研究所提供）

　栃木県は７日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。８月28日〜９月３日の１週間に報告された感染者は計１８７２人で、１機関当たりの平均は24・63人。前週（８月21〜27日）の計１７７８人、１機関当たりの平均23・39人から微増し、５類移行後の最多を更新した。

　前週を上回るのは３週連続となった一方、感染者数の伸びは鈍化した。６保健所管内別で１機関当たりの平均患者数が最も多かったのは安足で33・09人。県北が31・50人、県南が25・59人、県東が25・50人、宇都宮が18・11人と続き、最も少ない県西は12・75人だった。

　年代別では最多の10歳未満が４９９人。10代２９６人、40代２０１人、30代１７５人、50代１６８人などと続く。

　クラスター（感染者集団）は医療機関で５件、高齢者施設で14件、障害者施設で１件発生した。

　また、新規入院者は前週比11人減の１７８人。１週間平均の入院者は３５４・１人で、前週比15・５人減だった。