くじを引く石橋の小野瀬主将=ユウケイ武道館

くじを引く宇都宮の田島主将=ユウケイ武道館

くじを引く石橋の小野瀬主将=ユウケイ武道館 くじを引く宇都宮の田島主将=ユウケイ武道館

 下野新聞社旗争奪第76回全日本バレーボール高校選手権大会県代表決定戦(下野新聞社など主催)の組み合わせ抽選が6日、宇都宮市のユウケイ武道館で行われ、男子33、女子48チームの対戦カードが決まった。県予選は16~18日と11月3、11日の5日間、県南体育館ほか4会場で熱戦を展開する。

 抽選には各校顧問が出席し、一部学校は代表生徒が参加した。男女とも今夏の全国高校総体(インターハイ)県予選の上位2チームを第1、2シードに振り分けた後、4強と8強のチームを決め、その後各チームが順にくじを引いた。

 大会は今月行われる第1~3日が1次予選、11月の第4、5日を最終予選とし、男子の足利大付や作新学院、女子の国学院栃木や宇都宮文星女など今夏のインターハイ予選8強以上は最終予選から登場。女子の佐野日大・白鴎大足利と佐野・足利は合同チームで出場する。決勝は11月11日、宇都宮市の清原体育館で行われる。

 今大会は観客の入場に制限がなく、一般の入場も可能。全国大会は1月4~8日に東京体育館で行われる。

頂上対決で雪辱誓う

 今夏の全国高校総体県予選で4強入りした文星芸大付。抽選会では宿敵の足利大付と決勝まで当たらないことが決まり、大塚恵都(おおつかけいと)主将は「引きたいところを引けた。決勝で必ず足利大付を倒して優勝」と意欲を新たにする。

 3年生の半分が残り、持ち味の堅守速攻に磨きを掛けてきた。足利大付には5月の県総体で敗れており、「リベンジしたい」と雪辱を誓う。

 同じく4強の宇都宮工は3年生のほとんどが引退。コート内のコミュニケーションを重要視しながら、課題のレシーブ向上に取り組んできた。黒川愛斗(くろかわあいと)主将は「強いサーブを打てる選手が多いのは強み。ベスト4は確実に維持し、上位にも食らい付きたい」と意気込んだ。