労働条件や職場環境といった労働者と事業主のトラブル解決を支援する栃木労働局の「個別労働紛争相談」で、2022年度の相談件数は前年度比182件増の延べ4964件で、過去10年間で2番目に多かったことが5日までに、同労働局のまとめで分かった。「いじめ・嫌がらせ」は1393件で7年連続で1千件を超え、総数を押し上げた。同労働局は社会全体で声を上げやすい状況になったことを増加の要因とし、「困ったことがあれば気軽に相談してほしい」としている。
同相談は、労働基準法違反に至らない民事上の労働関連のトラブルを対象に労働局が無料で応じ、早期解決を図る制度。労働者だけでなく、雇用者側からの相談も受け付ける。
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