チラシを手に栃木物産展をPRする蔵田さん(本人提供)

 【那須烏山】宮原出身で広島県東広島市在住の小売店経営蔵田圭子(くらたけいこ)さん(48)が15、16の両日、経営するスーパー「カレンズくらた」(同市)で栃木物産展を開催する。同県呉市出身で、とちぎ未来大使の中島伸雄(なかしまのぶお)さん(36)が栃木県内で広島県の名物グルメをPRする姿に触発された。物産展では「那須烏山に帰省した時には買って帰る」という市内の飲食物をはじめ、県内各地の名物を並べる。蔵田さんは「栃木県のおいしいものを入り口に、故郷の那須烏山の魅力を広めたい」と意気込んでいる。

 蔵田さんは烏山中、宇都宮中央女子高を卒業後、福島県内の大学に進学し、同県内で就職。2004年、結婚を機に広島県に移り住んだ。夫が同県内で複数のスーパーを経営しており、子会社のカレンズくらたの経営に携わっている。