【那須塩原】ロボットの性能やアイデアを競う「県工業関係高等学校ロボットコンテスト(アイディアロボット部門)」が8月26日、那須清峰高体育館で開かれた。
県内6高校の11チーム、計72人が出場。各チームがリモコン型、自立型の2台を製作し、競技に臨んだ。
競技内容は、今年の全国大会会場が福井県となることから、恐竜化石の発掘がテーマ。同校建設工学科生徒が製作したコート上で、化石に見立てた硬式テニスボール、ペットボトルを、3分以内に指定された場所に運ぶ課題に挑んだ。参加した生徒たちは真剣な表情でロボットを操作し、課題をクリアすると、大きな拍手や歓声が上がった。
優勝は宇都宮工業高の「UK電子研」、2位は真岡工業高の「緑十字」、3位は宇都宮工業高の「UK機械研」。上位3チームは本県代表として、10月に福井県で開かれる「第31回全国高等学校ロボット競技大会」に出場する。