4年ぶりに行われた大杉祭の式典

 【壬生】安塚の磐裂根裂(いわさくねさく)神社で27日、大杉祭が行われた。

 同祭りは、五穀豊穣(ほうじょう)などを願って台風や嵐の時期を前に実施される祈願祭。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、地元住民約40人が参加した。

 同神社で行われた式典では、刀川治久(たちかわはるひさ)宮司(52)が祝詞を読み上げ、巡行車のおはらいを行った。その後、参加者は町内を巡行した。

 刀川さんは「これから台風が多くなる時期だが、被害が出ないよう祈るとともに、地域の人々の幸せを願っている」と話した。