那珂川町で県営管理型産業廃棄物最終処分場「エコグリーンとちぎ」の完成式典が行われた23日、建設を推進してきた関係者は「長い道のりだった」と振り返った。処分場計画は33年前に起きた同町での産廃大量不法投棄事件を契機に持ち上がり、地元の反対運動もあって長期化した。県に対し、住民からは安全な管理・運営を求める声が上がった。
「いろいろな人の目に見えない努力が実を結んだ。知事が地元に30回以上足を運び、信頼関係を築いたのが大きかった」。長年地元との調整などに取り組んだ三森文徳(みもりふみのり)元県議(67)は感慨深く語った。
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