盆踊りを楽しむ参加者ら

 【那須塩原】黒磯地区自治会長会などで組織する市盆踊り大会実行委員会は12、13の両日、黒磯小で「第106回くろいそ盆踊り」を4年ぶりに開いた。地元の小中学生ら18団体370人が参加し、地区を挙げて夏の風物詩を楽しんだ。

 子どもたちに日本の夏の文化を体験してもらおうと、実行委は12日を子どもが踊り、演奏する大会として初めて開催した。参加者は、やぐらの周りを太鼓や笛の音に合わせて息の合った踊りを披露。市職員など15人が審査し、野球チーム「黒磯クラブ」などが表彰を受けた。

 黒磯中2年で卓球部の飯田渉いいだわたる)さん(13)は「初めて参加し、地域が盛り上がるイベントを部活の仲間と楽しめた」と笑顔だった。