主砲が見せた「意地の一振り」　初の大舞台、結果残した文星付・小林優太

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８回、文星付の小林が中前に２点適時打を放つ＝甲子園球場

　第１０５回全国高校野球選手権記念大会第10日は16日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で３回戦４試合が行われ、本県代表の文星芸大付属は八戸学院光星（青森）と対戦、３－６で敗れ、初の８強入りを逃した。県勢としては２０１９年の作新学院以来、４年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

　意地の一振りだった。５点を追う終盤の八回、１死二、三塁で打席に立った文星芸大付の主砲・小林優太（こばやしゆうた）。フルカウントから７球目の直球を捉え、打球が中前に転がった。試合には敗れたが、「文星らしい、粘り強い野球を見せられた」と胸を張った。

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