石を割り、出てきた化石の種類を資料で調べる参加者と担当者

 【宇都宮】不登校支援のデジタル適応支援教室「U@りんくす」を運営する市教育センターは8日、同教室の参加者を対象としたオフ会を同センターで開いた。これまで仮想空間(メタバース)でやりとりをしてきた子どもたちと担当者が、対面で言葉を交わしながら化石探しや野菜の収穫を楽しんだ。

 「U@りんくす」は、自宅で過ごす不登校の子どもに学ぶ機会を保障するため、5月に始まった。現在、小学2年から中学3年まで29人が参加。メタバース上の分身(アバター)で担当の教員やスタッフ、他の子どもと交流したり、学習サポートを受けたりしている。