文星芸大付は大会第6日の11日、第4試合(午後3時45分開始予定)で春夏通じて甲子園初出場の宮崎学園(宮崎)との2回戦に臨む。文星芸大付の高根澤力(たかねざわつとむ)監督、宮崎学園の崎田忠寛(さきたただひろ)監督に相手チームの印象、勝敗の鍵を握るポイントなどを聞いた。
-相手の印象は。
高根澤 県大会で逆転勝利やサヨナラ勝ちがあり、非常に勢いがある。
崎田 左右の好投手がいるなど、バランスが良い。
-警戒する選手は。
高根澤 2年生エースの河野伸一朗(かわのしんいちろう)投手。角度のある直球とキレのあるスライダーをしっかりと見極めたい。長打力がある斎藤崚雅(さいとうりょうが)三塁手の前に走者を出さないことも重要だ。
崎田 相手うんぬんではなく、自分たちの野球ができるかが鍵。4番の小林優太(こばやしゆうた)一塁手、強肩の黒崎翔太(くろさきしょうた)捕手の長打には気をつけたい。
-自軍のキーマンを挙げるなら。
高根澤 捕手の黒崎。投手陣をしっかりリードしてほしい。中心打者の一人でもあるので、チームを勢いづける打撃を期待したい。
崎田 投手の河野。勝つには最少失点に抑えてくれることが必須だ。
-理想の試合展開は。
高根澤 少ないチャンスをものにして、1点でも多く取っていきたい。
崎田 終盤まで最少失点で粘り、最後に勝ち越したい。
-初戦への意気込みを。
高根澤 16年ぶりの甲子園出場を喜んでくれた方々の期待に応えられるような試合をしたい。県大会の選手宣誓で主将の入江陽(いりえはる)が言ったように「一番熱い夏」にしたい。
崎田 まず、強いチームと対戦できることに感謝したい。甲子園初出場なので選手たちはすごく緊張すると思う。浮足立たず、笑顔で野球ができればいい。

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