【那須塩原】地元の河川の保全活動を通して、地域の連帯感を強めようと、「箒川リフレッシュ大作戦」が27日、塩原の箒川河川敷で行われた。
2010年から続く恒例行事。塩原小中学校の全校児童生徒や、塩原認定こども園の年長園児、保護者ら約100人が参加した。
参加者は八つの縦割り班に分かれ、古町県営駐車場付近の河川敷で除草作業を実施。小まめに水分補給しながら、鎌やスコップなどを用いて1時間程度、作業に汗を流した。
作業後、同校7~9年の生徒は大田原土木事務所職員から、河川水難事故防止の講習を受講した。また、参加者はマスつかみや水生生物採集などを楽しみ、塩原漁業協同組合はマスの塩焼きを振る舞った。
同校9年君島舞花(きみしままいか)さん(14)は「川をただきれいしただけでなく、みんなで楽しんで作業できたのが良かった」と笑顔で話した。