母親が生まれたばかりのわが子に自分の母乳を与えられない場合に、別の母親が母乳を提供する「ドナーミルク」。低出生体重児に必要とされ、栃木県内でも今年に入ってドナーミルクを使用できる医療機関1カ所、ドナーの検診ができる医療機関2カ所が相次いで登録された。母乳を巡る支え合いの輪が広がり始めている。
ドナーミルクは「母乳バンク」を通じて提供される。バンクは日本母乳バンク協会、日本財団母乳バンクの2団体が運営。ドナーから提供された母乳は検査、殺菌などを経て冷凍庫で保存し、要請があった登録医療機関に提供する。
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