栃木県内は17日、気温が上昇した。気象庁によると、午後2時現在、五十里(日光市)が34・8度で、観測史上最高気温を記録した。県内に14カ所ある観測地点のうち、佐野や宇都宮など5地点で35度以上の猛暑日となっている。

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 最高は佐野の37・6度で、全国ランキングでは10位タイ。次いで小山35・9度、大田原35・5度。県内で真夏日の基準となる30度を下回っているのは唯一、奥日光だけで27・0度。

 環境省と気象庁は、熱中症の危険性がきわめて高い気象状況が予想されるとして、県内に熱中症警戒アラートを発表中。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。