青年海外協力隊とちぎ応援団(会長・岸本卓也(きしもとたくや)下野新聞社会長)は13日、宇都宮市本町のとちぎ国際交流センターで国際協力機構(JICA)海外協力隊本年度1次隊として派遣される那須塩原市、鈴木由美(すずきゆみ)さん(59)と栃木市、横手亜紀(よこてあき)さん(28)の壮行会を開いた。派遣は2年間。
鈴木さんは19日からナミビアに派遣される。パソコンのインストラクターとして、学校教育で情報通信技術(ICT)を活用した授業などをサポートする。
横手さんは24日からセネガルに赴く。幼稚園勤務の経験を生かし、現地の教員向けに研修会を開き、保育の質の改善に取り組む。
壮行会には関係者15人が出席した。鈴木さんは「(パソコンの)便利な使い方や習得の手伝いをしたい」、横手さんは「少しでも幼児教育を良くしてきたい」と抱負を語った。岸本会長は「志を貫き、頑張ってきてほしい」と激励した。
2人は壮行会に先立ち、天利和紀(あまりかずのり)副知事を表敬訪問した。