初戦を完封勝利で飾った真岡の横島=清原

2回、相手の悪送球の間に小山西の二走・月井が生還する=とちぎ木の花

試合終了し健闘をたたえ合う宇南と大田原の選手たち=清原

初戦を完封勝利で飾った真岡の横島=清原 2回、相手の悪送球の間に小山西の二走・月井が生還する=とちぎ木の花 試合終了し健闘をたたえ合う宇南と大田原の選手たち=清原

 第105回全国高校野球選手権記念栃木大会第3、4日は9、10の両日、県営球場など3球場で1回戦16試合が行われ、前回準優勝の宇都宮南が大田原に敗れる波乱が起きた。前回王者でノーシードの国学院栃木、真岡などが2回戦に進んだ。

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 大田原は初回に藤田那音(ふじたなおと)の左越え適時二塁打で先制。その後も小刻みに加点し計12安打で10点を奪って快勝した。真岡はシード茂木に4-0で完封勝ち。先発の横島陽平(よこしまようへい)が相手打線を散発6安打に抑えた。

 小山高専は今市工を9-5で下し、13年ぶりの初戦突破。小山西は序盤のリードを守り切り、宇都宮工に4ー3で競り勝った。国学院栃木は12-0の五回コールドで宇都宮中央・那須に圧勝。今市-鹿沼商工は天候不良で今大会初の継続試合が適用された。

 大会第5日は11日午前10時から、清原球場で今市-鹿沼商工の1試合を行う。