【塩谷】町内を自転車で巡る初の「湧水の郷しおやサイクルピクニック」が1日、船生の道の駅湧水の郷しおやを発着点に開催された。
昨年まで町内で行われていたジャパンサイクルリーグ(JCL)自転車ロードレースの国内シリーズ戦「湧水の郷しおやクリテリウム」に代わるイベントとして同レースチーム宇都宮ブリッツェンなどが主催した。
58キロの「尚仁沢コース」と39キロの「くまの木コース」に計50人がエントリー。小雨が降る中、時間差で数人ずつ出発した。同チームの6人の選手らがガイド役となって、広々とした田園や緑豊かな山間の道を走った。エイドステーションでは有機小麦を使ったパンとカレーを味わった。
宇都宮市御幸本町、パート五味渕明日香(ごみぶちあすか)さん(41)と長男で高校2年冬馬(とうま)さん(16)は「憧れの選手と初めての塩谷のコースを走るのが楽しみ」と39キロに臨んでいた。