【鹿沼】よりよい教育環境の整備に向けて小中学校の統廃合などを話し合う「市立小中学校適正配置等検討委員会」の初会合が29日、市役所で開かれた。16校を8校に統廃合する計画を一度白紙に戻し、深刻化する少子化を踏まえ改めて検討する。会合は来年度にかけて5回程度開き、提言をまとめる予定。市教委は提言を受け、来年度中に新たな基本計画を策定する見通しだ。
市内の小学校24校のうち11校が複式学級を持つ。中学校は生徒数が32人から815人までと開きがあり、部活動などの選択肢に格差が生まれるといった問題が指摘されている。推計では10年後、小学生は約1500人、中学生は約600人減少する見込みだ。
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