栃木県は29日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。19〜25日の1週間に報告された感染者は計301人で、1機関当たりの平均は3・96人。前週(12〜18日)の計266人、1機関当たりの平均3・50人に比べて増加した。感染者数が前週を上回るのは3週間ぶり。
6保健所の管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県東で6・25人。県北が5・57人、県南が4・59人、安足が3・91人、宇都宮が2・67人と続き、最も少ない県西は0・50人だった。
年代別では最多の10代が73人。50代44人、10歳未満42人、20代31人、30代29人、40代24人などと続いた。クラスター(感染者集団)の発生はなかった。
また、新規入院者は前週比8人減の31人。1週間平均の入院者は66・6人で、前週比5・8人減だった。