日光市は28日までに、市役所窓口の一部や市営バスなど4カ所でドコモのスマートフォン決済サービス「d払い」を7月から順次導入すると発表した。
市ではすでに2021年度、今回導入する4カ所でスマートフォン決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」を取り入れた。キャッシュレス決済を推進し、利用者の利便性向上や業務の効率化を図る。
d払いは、市税務課の税務証明等手数料と市民課の戸籍住民諸証明書手数料、市営バスの運賃(足尾JR日光駅線、赤倉線、遠上線)、足尾銅山観光の入坑料で導入する。時期は足尾銅山観光が7月1日、税務、市民両課の窓口が3日、市営バスは10日から利用できる。これまで通り、現金などでの支払いは可能。
市会計課の担当者は「社会的にキャッシュレス化の流れにあるので、今後も状況を見ながら拡大などを検討したい」とした。