県勢最高の9位だった宇都宮ブリッツェンの谷=静岡県伊豆市

 自転車ロードレースの全日本選手権最終日は25日、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(8キロ×20周=160キロ)でロードレースが行われ、メインの男子エリートは、県勢で唯一の完走者となった谷順成(たにじゅんせい)(宇都宮ブリッツェン)が4時間47分0秒で9位だった。さいたま那須サンブレイブは全員が途中棄権した。

 出走した139人中、完走わずか21人というサバイバルレース。4周目で8人の逃げ集団が形成されると、メイン集団はブリッツェン勢がコントロール。周回を重ねるごとにメイン集団からの離脱者が増える中、谷は粘って9位でゴールした。残り2周で逃げ集団からアタックを仕掛けた山本大喜(やまもとまさき)(JCL TEAM UKYO)がそのまま逃げ切り優勝した。