サッカーJ2は第22節の栃木SCは24日午後6時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで19位の山口と戦う。ここまで5勝6分け10敗、勝ち点21の20位だが、勝てば順位が逆転。4試合ぶりの白星でシーズン後半戦に弾みをつけたい。
栃木SCは前節、首位の町田に先制しながらも後半に追い付かれ、1-1で引き分けた。時崎悠(ときさきゆう)監督は試合終盤にかけてバックパスなど消極的なプレーが目立った点を指摘し、「チーム全体に強気な姿勢がないと攻められ続ける。苦しい時間帯に押し返すため、練習でも意識を強めた」と巻き返しを図る。
山口は通算5勝7分け9敗、勝ち点22。10試合勝ちなしの不振を受け、第20節からフアン・エスナイデル監督が新たに指揮を執る。前節の仙台戦で4試合ぶりの勝利を挙げた。前線からのハイプレス戦術を採用しており、DF吉田朋恭(よしだともやす)は「ボールを奪われた瞬間、守備に切り替えるのが大切。逆に相手の背後も狙っていきたい」と勝利のポイントを挙げた。