新しくなったロゴマーク(中央)やギフト

導入されるアペリティフのイメージ

ロカボを取り入れたコース料理

新しくなったロゴマーク(中央)やギフト 導入されるアペリティフのイメージ ロカボを取り入れたコース料理

 宇都宮市など関東近郊の10カ所で結婚式場「ヴィラ・デ・マリアージュ」を展開するプリオホールディングス(HD、東京都中央区、松井研三(まついけんぞう)社長)は21日までに、同結婚式場をリブランディングすると発表した。食事などの新サービスを9月から提供する。

 新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行に伴い人が集まりやすくなった中、新郎新婦だけでなく、ゲストにもそれぞれに合ったおもてなしが提供できるよう、ギフトなどのデザインや食事を新しくした。

 食事の前に酒と軽食を楽しむフランスの文化「アペリティフ」を導入。招待客は式場に到着後すぐ、ワインなどを飲みながら交流を深められる。

 披露宴の食事にはロカボ(糖質制限)料理の提供を開始する。健康上の理由で食の制限がある人向けに、フルコースの糖質を約40グラムに抑えた。

 ブランドロゴなどのデザインも一新した。高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のアクセサリーデザイナーを務めたシャリーン・カールトン氏をアートディレクターに迎え、招待状やテーブル装花などをデザイン。カールトン氏が開発したオリジナルフォントのアルファベットで、新郎新婦のイニシャル入りのウエディングケーキや、招待客のイニシャル入りギフトなども作ることができる。