記念献立の給食を頬張る大幡間小の児童たち

 【那須塩原】15日の県誕生150年を祝おうと、市は14、15の両日、全27の公立小中学校、義務教育学校の給食で「県誕生150年記念献立」を提供した。

 提供したのは、県産小麦粉を使ったコッペパン、県産イチゴのジャム、塩原地区の特産品「塩原かぶ」入りのスープなど、いずれも県産品や市産品をふんだんに使った計7品。

 県産イチゴを使い、県民の日に毎年提供する「県民の日ゼリー」も並んだが、今回はパッケージに県民の日のマスコット「ルリちゃん」と県マスコットキャラクター「とちまるくん」を描き、県誕生150年の記念ロゴをあしらった特別仕様となった。

 6校で計約1380食を提供した14日に続き、15日は本年度に創立150周年を迎える大原間小など21校で計約8370食を提供した。同校の児童は、この日限りの特別メニューを夢中で頬張った。

 同校4年相馬樹菜(そうまじゅな)さん(9)は「いつもと違う特別な感じがした。量も多く、特にイチゴジャムがおいしかった」と話した。